MAISON&OBJET PARIS 2024 Jan 参加レポート

このたび株式会社サエラは、2024年1月18(木)~22(月)の5日間、パリ ノール・ヴィルパント展示場で開催された、インテリア&デザインのトレードショー『Maison&Objet(メゾン・エ・オブジェ)』に出展いたしました。
サエラの出展ブースの様子、また会場の様子などをお届けいたします。

 

*Maison&Objet(メゾン・エ・オブジェ)とは?
年2回、1月と9月にパリで開催される、インテリア&デザイン関連の国際見本市。その規模は世界最大級で、Maison(家)に関連するあらゆるアイテムが集結する。多くのバイヤーやデザイナー、トレンドセッターが訪れ、発信される最新トレンド情報は世界を駆け巡る。
今回のテーマは『TECH EDEN(テックエデン)』。”最先端のテクノロジーと、楽園のような有機的デザインを融合させ、新しいウェル・ビーイングへのアプローチをはかる”というような意味合いで、会場にもそのテーマに即したプロダクトが多く並んでいた。

 

ノール・ヴィルパント展示会場の外通路

1/18(木)、展示会開幕日の会場のようすです。パリは前日からの強い寒波の影響でとても寒く、街のあちこちに雪や水たまりが残っていました。

交通網の乱れなどもあったようでしたが、多くの人が列をなして会場に向かっていました。

MAISON&OBJETのロゴを模した大きなオブジェ

会場ホール1の入り口。WELCOME MAISON&OBJETの横断幕が出迎えてくれる。

会場は7つのホールから構成されており、出展品がジャンルごとに各ホールへ分けられています。

メゾン・エ・オブジェ会場のマップ。中央の外広場を軸に、放射状・半円状にホールが配置されている。

ノール・ヴィルパント展示会場(Parc des Expositions de Paris-Nord-Villepinte)は全体が半円状・放射状のつくりになっていて、ホールからホールへの行き来が容易です。

会場面積は24.6万㎡で、日本一を誇る東京ビッグサイトの約2倍とかなり広いのですが、ビッグサイトのような上下の階層はほとんどありませんでした。

 

今回サエラが出店したのはホール2。”SMART GIFT(スマートギフト)“というジャンルです。

ホール2、SMART GIFTエリアのエントランス。

ホール2へ入ってすぐの所、大きなブースの前。

会場内通路。目の前を参加者が行き交う。

会場内通路。多くの人が各ブースを興味深く見ている。

サエラのブース位置は、華やかな会場の中を進み、中央より少し奥のあたりでした。

サエラブースの座標を表示したスタンド。今回はHall2のNo.G65ブースだった。

サエラのブース。グレーで統一したシンプルな空間

今回、ブースのデザインはモノトーンでシックかつシンプルな印象に仕上がりました。

展示した傘は『+TIC(プラスチック)』シリーズ。

ひとつは、ビニール生地のラインナップだった+TICシリーズに去年から加わった布生地の新作『+TIC FABRIC CANOPY(プラスチック ファブリックキャノピー)』。ホワイトとブラックのワントーンカラーはタイムレスでありながらも今っぽく、持つ人の属性も問いません。

ポールに吊るされた傘のハンドル部分のアップ。

↑手前の2本が『+TIC FABRIC CANOPY』、奥に見える2本が『+TIC COOL SHADE』です。

もうひとつは『+TIC COOL SHADE(プラスチック クールシェード)』。+TICシリーズにおける晴雨兼用傘のラインです。傘カバーに入った姿は一見折りたたみ傘にも見えますが、普通の長傘です。長傘と言いつつ長くない、クロップドでちょうどいいサイズに仕上がっています。カラーはグレーとブラックの2色。

ここにコンビニモデルの『+TIC LITE』を加え、全部で6本の展示品で来場者を迎えました。周囲はたくさんのカラフルな展示品を並べるブースがほとんどだったので、会場内を歩いてきた来場者には斬新な印象を与えたことと思います。

ポールにかけられたグレーの傘2本のハンドル部分アップ。

↑グレーの傘が『+TIC LITE』。コンビニで流通しているモデルです。

分解した状態で置かれた『+TIC FABRIC CANOPY』のホワイト。

↑分解した状態の傘も展示しました。「+TICシリーズは工具なしで簡単に分解できる」ということを見せながら説明します。

ポストカードと開いた状態のカタログ。

↑ポストカードやカタログなど、商品説明に使う資料を手に取りやすい位置に置いていました。

サエラスタッフと来場者の商談を撮った図。来場者は傘とプライスリストを見ながら質問している。

↑来場者との商談のようす。各種費用や商品コンセプトを、商品を実際に触っていただきながら説明しました。

 

今回、来場者さまの反応として、多く頂いたお言葉は「デザインがよい」というものでした。そして「サエラのいう“エコフレンドリー”とは具体的にどういった試みなのか?」。

フランスにおいて、環境への配慮はいまやすべての企業に標準的に求められることとなっています。今回の出展の審査においても、サエラがプラスチックを使用していることは運営チームに忌避感を与えました。

しかしながら、サエラのプラスチック利用方法が傘のサステナビリティを考え、ひいてはサーキュラーエコノミーを見据えたものであることを説明し、ご理解を頂けた結果がこのたびの出展に結びつきました。

 

サエラは今回の出展を通して、海外取引先との新たな出会い、またフランスひいては欧州における“エコフレンドリー”への考え方といった情報など多くのものを得ることができました。

このような機会を持てたのはお客様、お取引先様の平素のご高配あってのことでございます。

今回の出展経験を活かし、今後ともより一層の品質向上に努めてまいりますので、引き続きのご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

 


 

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